「武蔵野クリーン作戦」で周辺エリアのゴミ拾いおよび「武蔵野クリーンセンター」を見学!

施設運営のサステナビリティ活動第12弾

20241210日、株式会社コングレの施設運営事業に携わるメンバーが、「武蔵野クリーンセンター」の見学とセンター周辺エリアのゴミ拾い「武蔵野クリーン作戦」を実施しました。
コングレは、サステナビリティの4つの重要課題(マテリアリティ)を設定しており、その一つ「施設運営を通じた持続可能なまちづくりの支援」の取り組みの一環として、これまでに、墨田区、六本木(港区)、お台場(港区)、渋谷(渋谷区)、羽田(大田区)、日本橋(中央区)、札幌(札幌市)、虎ノ門(港区)エリア、お台場・青海エリア(港区)など、当社が運営を担当する施設や東京本社の周辺にて「クリーン作戦」を実施し、今回はその第12弾の取り組みです。

武蔵野クリーンセンターの見学
ゴミ拾い後に武蔵野クリーンセンター前にて集合写真

今回は、ゴミを拾った「その先」を知るために、クリーン作戦と併せて東京都武蔵野市のゴミ処理施設「武蔵野クリーンセンター」の見学を実施しました。2017年に稼働を開始したこの施設は、市民に開かれた施設の在り方が「これまでにないごみ焼却施設としてのデザインを実現している」として「2017グッドデザイン賞」を受賞しています。

「武蔵野クリーンセンター」
武蔵野の雑木林をイメージした外観
「武蔵野クリーンセンター」は2017年にグッドデザイン賞を受賞

当日は17人が参加し、ゴミ拾いのスタート地点である三鷹駅から活動を開始しました。2週間ほど前に武蔵野市の市内一斉清掃が実施されたこともあり、街は綺麗な状態だったものの、たばこの吸い殻やお菓子のパッケージなどを見つけ、全員で集めたゴミは30ℓのゴミ袋が3袋分になりました。

お菓子の袋をたくさん発見
植え込みはゴミが比較的多いスポット

ゴミ拾いを終えて武蔵野クリーンセンターに到着すると、参加者から「美術館みたい!」「イメージしていた施設よりもコンパクト!」など、驚きの声が上がりました。中に入ると、清潔感のある真っ白な空間に、ゴミを処理する様子が見える大きな窓。参加者はわくわくしながら見学を始めました。

「武蔵野クリーンセンター」まるで美術館のような外観
絵画のキャンバスのような展示パネル
窓越しに見えるゴミ処理の光景に興味深々
6日分のゴミが入る巨大な「ごみピット」

見学では、武蔵野クリーンセンターのご担当者から、ゴミの処理方法だけでなく、施設の成り立ちや活動などをとても詳しくご説明いただきました。
特に、ゴミ発電システムを活用した「エネルギーの地産地消」の取り組みが印象的で、ゴミがクリーンセンターや地域の施設で利用されるエネルギーに生まれ変わる仕組みを理解することができました。
また、施設運営に携わるメンバーが多く参加した今回の見学では、地域のハブとしての「施設の在り方」も参考となり、参加者たちは熱心に耳を傾けていました。

施設の成り立ちや活動の説明を熱心に聞く参加者
「エネルギーの地産地消」の解説

今回の活動を通して、ゴミ拾いの「その先」の1つの事例を知ることができ、コングレのクリーン作戦がまちづくりの持続可能性につながっていることを改めて実感しました。
コングレはこれからも、文化施設・観光施設の管理・運営を通じて、その地域の賑わいづくり、まちづくりに参画し、同時にその地域の一員として「施設運営を通じた持続可能なまちづくりの支援」を推進してまいります。

これまでのクリーン作戦

第1弾 「すみだクリーン作戦
第2弾 「六本木クリーン作戦
第3弾 「東京ベイ・クリーンアップ大作戦」に参加
第4弾 「渋谷クリーン作戦
第5弾 「羽田クリーン作戦
第6弾 「日本橋クリーン作戦
第7弾 「札幌クリーン作戦
第8弾 「虎ノ門クリーン作戦
第9弾 「お台場・青海クリーン作戦
第10弾 「日本橋クリーン作戦
第11弾 「Hokkaido海のクリーンアップ大作戦」に参加