【終了報告・次回開催のご案内】「Japan Drone/次世代エアモビリティEXPO 2024 in 関西」
2024年12月18日(水)・19日(木)、株式会社コングレ直営の大規模ホール&カンファレンス・会議室「ナレッジキャピタル コングレコンベンションセンター」(JR大阪駅北口直結、グランフロント大阪)にて、「Japan Drone/次世代エアモビリティEXPO 2024 in 関西」を開催しました。
本展示会は、2022年の福岡に続き2回目の地方都市開催であり、関西地域・大阪では初めての開催です。2025年に大阪・関西万博を控えた大阪は、まちづくりの様々な課題を解決しながら持続的に発展していくために、快適なまちづくりを目指して、ドローンや次世代エアモビリティ(空飛ぶクルマ)などの最先端の技術革新に積極的に取り組んでいます。
会期中は、地域ごとのニーズに合わせた提案を行う85の企業・団体が出展し、2日間で延べ3,065名の来場者を迎え、盛況のうちに閉幕いたしました。
また、今年の「第10回 Japan Drone 2025 / 第4回 次世代エアモビリティEXPO 2025」は、2025年6月4日(水)~6日(金)、幕張メッセにて開催します。皆さまのご来場をお待ちしております。

ナレッジキャピタル コングレコンベンションセンター

空飛ぶクルマ「Beedol」の実機を展示
来場者数
展示会・コンファレンス参加者:2日間合計3,065名
・12月18日(水) 1,681名
・12月19日(水) 1,384名
出展者数
85社・団体、90小間
Beyond 2025~万博のその先へ~
今回の開催テーマは「Beyond 2025~万博のその先へ~」です。大阪では、大阪府が「空の移動革命社会実装大阪ラウンドテーブル」を設置したり、大阪市がスーパーシティ型国家戦略特区に指定されたりと、次世代エアモビリティ(空飛ぶクルマ)の社会実装や建設現場でのドローン活用といった先進的な取り組みが進められています。
また、ドローンや次世代エアモビリティ(空飛ぶクルマ)と親和性のある自動車サプライヤーが多くあり、実際に大阪に拠点を置く自動車関連企業がドローン業界に参入するケースも増えています。
ドローン・次世代エアモビリティは都市交通、観光、医療や災害対策など、幅広い分野での利活用が見込まれる新たな産業、サービスと期待されており、2025~2035年に向けて各企業の取り組みは益々進むことが予想されます。そのきっかけとなるのが大阪・関西万博であり、特に次世代エアモビリティは一躍脚光を浴びることになると思われます。
本展示会は、ドローン・次世代エアモビリティに関連する方々の新たな交流の場を提供し、商用運航実現を目指した取り組み、その先の社会実装に向けたビジネスマッチングの支援を目的としています。
展示会場
展示会場では、関西地域に根差した団体・企業などによる、多種多様なドローン展示やソリューション紹介、空中および水中ドローンのデモンストレーションコース、ドローンの基礎操縦力を効果的に鍛えられる練習セットの体験ブースなどで多くの商談が行われました。

空中および水中ドローンのデモンストレーションコース

空中ドローン「IBIS2」のデモフライト

日本初のドローン選定支援プラットフォーム「Suzak」に掲載する製品の中から
4つのドローンを展示

株式会社クエストコーポレーションの深浅測量向け水空両用ドローン「As-1」

最新機体「Skydio X10」、洗掘調査が可能な自社開発のボート型ドローン、
橋梁点検業務の効率化を実現するデジタル点検野帳などの展示

基礎操縦力を効果的に鍛える練習セット「DRONE STAR TRAINING」の体験会

ソーラー無人飛行機の展示

近畿エリアのJUIDA認定スクール13校によるパネル展示
主催者テーマ展示ゾーン
主催者テーマ展示ゾーン「次世代エアモビリティ:空飛ぶクルマ/ドローンの社会実装に向けて」は、国の政策やロードマップ、航空会社、各事業者、国内外のトップサプライヤーの取り組みなどを紹介するコーナーです。本展示会では、空飛ぶクルマ(eVTOL)およびドローンの社会実装に取り組まれている省庁である経済産業省や国土交通省、航空業界からはANAホールディングス、日本航空、丸紅、その他自治体、国内外の企業や関連メディアなどが出展しました。
特に今回は、大阪府が取り組む「関西圏空飛ぶクルマネットワーク」や「空の移動革命社会実装大阪ラウンドテーブル」の成果発表の紹介、パネル展示を通じて、大阪開催ならではの交流と新たな連携の機会が生まれました。




コンファレンス会場
コンファレンスでは、国内および関西地域における専門家23名による基調講演、特別講演、パネルセッション、出展者協賛セミナー含む全13セッションが行われました。
【基調講演】
大阪・関西万博でのチャレンジやその先に向けたビジネス展開等をトピックに、日本UAS産業振興協議会(JUIDA)鈴木 真二理事長や大阪府 商工労働部成長産業振興室産業創造課 貞末 和子 参事、株式会社Soracle 経営企画部 関 遼氏、丸紅株式会社 航空宇宙・防衛事業部 航空第三課 寺内 香緒里 担当課長、株式会社SkyDrive エアモビリティ事業開発部 戸村 竜也 エリアマネージャーが登壇しました。
【特別講演】
経済産業省 製造産業局 航空機武器産業課 次世代空モビリティ政策室 滝澤 慶典室長、国土交通省 航空局安全部 齋藤 賢一 無人航空機安全課長、総務省 近畿総合通信局 棚田 剛 無線通信部長が登壇しました。また、日本UAS産業振興協議会(JUIDA)千田 泰弘 副理事長によるモデレートのもと、エアロディベロップジャパン株式会社 田邉 敏憲 代表取締役、一般社団法人MASC ビジネス開発部会・空クル部会・ビジネス開発部会長・飛行チーム 保坂 淳一 氏が登壇しました。
【パネルセッション】
株式会社日本政策投資銀行 岩本 学 産業調査部調査役によるモデレートのもと、オリックス株式会社 国内事業推進部 杉山 良 シニアヴァイスプレジデント、兼松株式会社航空宇宙部第1課 中村 康平 課長代理、関西電力株式会社 ソリューション本部 開発部門eモビリティ事業 古田 将空 グループ課長が登壇しました。


担当者のコメント
関西では初開催ということもあり、各省庁、経済団体、メディアに来場誘致のご協力をいただきました。
お陰様で来場目標数を達成することができ、来場者からは「ドローンの最新技術を見れて楽しかった」「新しい取引先を見つけることができた」「コンファレンスでは最新情報を聞くことができ、有益だった」など、ご満足の声を頂きました。
出展者の方々から第一声で「来場者数の多さに驚いた」とおっしゃっていただきました。ドローン、次世代エアモビリティという分野自体が注目されているという理由だけではなく、会場のアクセスの良さも来場者数につながっていると感じました。
開催概要
「Japan Drone/次世代エアモビリティEXPO 2024 in 関西」
- テーマ:
- Beyond 2025~万博のその先へ~
- 会期:
- 2024年12月18日(水)・19日(木)10:00~17:00
- 会場:
- ナレッジキャピタル コングレコンベンションセンター
- 主催:
- 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)
- 共催:
- 株式会社コングレ
- 出展者数:
- 85社・団体 90小間
- 後援:
- 総務省近畿総合通信局、農林水産省近畿農政局、経済産業省近畿経済産業局、国土交通省近畿地方整備局、国土交通省近畿運輸局、国土交通省大阪航空局、大阪府、大阪市、兵庫県、和歌山県、独立行政法人 日本貿易振興機構(JETRO)、公益財団法人大阪観光局、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会、公益社団法人関西経済連合会、一般財団法人関西観光本部、一般社団法人関西経済同友会、大阪商工会議所、関西広域連合、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、国立研究開発法人産業技術総合研究所 (AIST) 、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)、一般社団法人新経済連盟(JANE)、一般社団法人強化プラスチック協会(JRPS)、一般社団法人情報サービス産業協会(JISA)、一般社団法人日本自動車部品工業会(順不同・申請中含む)
- 協賛:
- 一般社団法人日本産業用無人航空機工業会(JUAV)、一般社団法人セキュアドローン協議会、日本ラジコン模型工業会(JRM)、一般社団法人ドローン撮影クリエイターズ協会(DPCA)、一般財団法人総合研究奨励会 日本無人機運行管理コンソーシアム(JUTM)学校法人日本航空学園、一般社団法人日本建築ドローン協会(JADA)、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)、一般社団法人全国自動車学校ドローンコンソーシアム、一般財団法人日本アマチュア無線振興協会(JARD)、一般社団法人ドローンサービス推進協議会(DSPA)、一般社団法人日本航空宇宙工業会(SJAC)、一般社団法人日本水中ドローン協会、一般社団法人航空イノベーション推進協議会(AIDA)、一般財団法人航空保安無線システム協会(JRANSA)、日本エアモビリティ総合研究所(順不同・申請中含む)
- メディアスポンサー:
- 日刊自動車新聞、日刊建設通信新聞、グローバルインフォメーション、物流ニッポン、展示会とMICE、DRONE explore future、電波タイムズ、LOGI-BIZ online、ドローンジャーナル、GMOメディア、コエテコドローン(順不同・申請中含む)
次回開催予定
次回、「第10回 Japan Drone 2025 / 第4回 次世代エアモビリティEXPO 2025」は、2025年6月4日(水)~6日(金)に幕張メッセで開催いたします。引き続き、皆さま方のご支援とご協力を賜りますようお願い申しあげます。
「第10回 Japan Drone 2025 / 第4回 次世代エアモビリティEXPO 2025」
- 会期:
- 2025年6月4日(水)~6日(金)10:00~17:00
- 会場:
- 幕張メッセ
- 主催:
- 一般社団法人 日本UAS産業振興協議会(JUIDA)
- 共催:
- 株式会社コングレ
- 出展者数:
- 300社・団体(2展合計:予定)
- 来場者数:
- 22,000名(2展合計:予定)
- 後援(予定):
- 総務省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、内閣府地方創生推進事務局、デジタル庁、復興庁、千葉県、千葉市、北海道、モンゴル国、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、国立研究開発法人産業技術総合研究所 (AIST) 、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)、一般社団法人新経済連盟(JANE)、一般社団法人強化プラスチック協会(JRPS)、一般社団法人情報サービス産業協会(JISA)、一般社団法人日本自動車部品工業会
(2024年実績、順不同) - 協賛(予定):
- 一般社団法人日本産業用無人航空機工業会(JUAV)、一般社団法人セキュアドローン協議会、日本ラジコン模型工業会(JRM)、一般社団法人ドローン撮影クリエイターズ協会(DPCA)、一般財団法人総合研究奨励会 日本無人機運行管理コンソーシアム(JUTM)、学校法人日本航空学園、一般社団法人日本建築ドローン協会(JADA)、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)、一般社団法人全国自動車学校ドローンコンソーシアム、一般財団法人日本アマチュア無線振興協会(JARD)、一般社団法人ドローンサービス推進協議会(DSPA)、一般社団法人日本航空宇宙工業会(SJAC)、一般社団法人日本水中ドローン協会、一般社団法人航空イノベーション推進協議会(AIDA)、一般財団法人航空保安無線システム協会(JRANSA)、一般社団法人ドローン操縦士協会(DPA)
(2024年実績、順不同) - 入場料:
- ¥3,000(税込)※ただし、事前登録者、招待券持参者は無料