バンドー神戸青少年科学館で「ソウゾウの実験室vol.2~未来の夢をかなえる道具をソウゾウしよう~」を開催しました
2023年8月20日(日)、バンドー神戸青少年科学館(神戸市中央区港島中町7-7-6)のプログラミングラボで「ソウゾウの実験室 vol.2~未来の夢をかなえる道具をソウゾウしよう~」(主催:パナソニックグループ、共催:株式会社コングレ)を開催しました。株式会社コングレは、指定管理者「SFG神戸」としてバンドー神戸青少年科学館の管理運営を担当しています。
当日は15名の子どもたちと保護者の方々、そして大阪大学の学生6名がボランティアとして参加し、大盛況のうちに終了しました。
ソウゾウの実験室は、パナソニックグループが2025年大阪・関西万博開催2年前(2023年4月13日)を機に、万博開催の大きな取組みテーマのひとつである「共創」を目的としてスタートさせました。これは大阪・関西万博「TEAM EXPO 2025」の共創チャレンジとしても登録されており、コングレも共創メンバーとして参画しています。
はじめに、講師の滝野 愛弥子氏から現在起こっている地球環境の問題、今後起こりうるネガティブな未来予測等のプレゼンテーションがあり、子どもたちに環境についてのイメージを持ってもらいました。そしてその問題を抱えた地球をより良くするため、子どもたちがそれぞれ叶えたい未来と、それを実現するために使う「道具」をソウゾウして工作で作ってもらいました。
後半では、子どもたちが作品を作る工程で出た端材にフォーカスし、パナソニックの工場で発生する端材と、端材再利用の重要性について説明しました。そして端材を活用しながら工作した道具をより良く進化させるためにはどうすればよいかをワークシートを使って考えてもらいました。最後には画像生成AIを使い、子どもたちがソウゾウしたアイデアをイメージ化し、缶バッジにしてプレゼント。想像を超えた画像を見た子どもたちからは、とても驚き、喜んだ様子が見られました。
今回のイベントでは、パナソニックグループが企画し株式会社Relicが実証実験を進めている教育サービス「Ipsum(イプソマ)」の実証実験も行いました。「Ipsum(イプソマ)」は、パナソニックのセンシング・AI等の技術を応用し、イベント中の子どもの顔を動画で記録し、表情や集中度合いを分析しながら子どもの好きなことや得意な部分を発見するレポートが作成されるサービスです。レポートは後日、協力いただいた12名の参加者に送付される予定です。
2時間強にわたるイベントでしたが、子どもたちは終始集中しながら工作を楽しみ、大人では思い浮かばないような斬新なアイデアが次々と生まれました。参加いただいた皆さまにとって、満足度の高い、思い出に残るイベントになったのではないかと思います。
コングレは、今後も、様々な企業・機関と連携し、大阪・関西万博の機運醸成を図るイベントを企画・提供してまいります。