第5回世界工学会議(WECC2015) 京都で開催!

2012年夏より約3年半準備を進めてきた「第5回世界工学会議(WECC2015)」が、11月28日より
京都国際会館にて7日間にわたり開催され、成功裏に終了しました。

本会議は、工学のあらゆる分野を横断し技術の進化と社会への貢献について議論する国際会議で、公益社団法人日本工学会、日本学術会議、世界工学団体連盟(WFEO)及び国際連合教育科学文化機関(UNESCO)の4団体共同主催で開催されました。開会式には皇太子殿下の御臨席をいただきました。その他にも内閣府特命担当大臣、国土交通大臣、文部科学副大臣、京都府知事、京都市長等、多数のご来賓の方にご出席いただき、ステージへの登壇者は総勢16名という稀にみる数となりました。

開会式に引き続いて行われた特別基調講演では、元大韓民国国務総理のハン・スンス氏、経済産業大臣政務官や2014年にノーベル物理学賞受賞された天野 浩教授等を迎えご講演をいただき、2,000名収容可能なホールが満席となる盛況ぶりでした。

会議以外にも98社・機関からの出展をいただいた技術展示会、ウェスティン都ホテル京都の大宴会場を使用しての400名規模の晩餐会が開催され、会期中、多くの方で賑わいました。晩餐会では京都といえば!の芸舞妓さんは国内外の参加者問わず大変な人気でした。

最後の閉会式で4年後の次回開催国オーストラリアに引き継がれる瞬間、安堵と共にと少し寂しさが入り混じる複雑な気持ちです。数年にわたり準備をした会議も終了ですが、世界工学会議自体は工学の発展とともにオーストラリアそしてその先へこれからも続いていくことでしょう。