施設の企画・運営のお仕事

Example 2: 指定管理者施設(国際会議場・展示場)担当の場合

コングレは、「指定管理者制度」や「PFI(民間の資金を活用した公共施設等の建設・管理運営)」の手法を活用し、全国の国際会議場・展示場等の管理運営を担当しています。
それらの施設では、施設の予約管理や利用者のサポート、イベント誘致、営業、主催イベントの企画などを地域と連携しながら行っています。

  1. 01. 事業計画書の作成

    指定管理者となるための第一歩!

    指定管理者施設の管理運営業務の受注に向け、まずは地方自治体に提出する事業計画書を作成します。
    事業計画書には、施設の管理運営の基本方針や収支計画書、自社の実績や強みなどのほかにも、主催イベントの企画や地域連携の施策案なども記載します。

  2. 02. プレゼン

    コングレだから実現できることをアピール

    プレゼンでは、地方自治体に対して事業計画書に記載した内容を説明し直接アピールします。コングレが施設運営事業で培ってきたノウハウを、その施設でどのように活かせるか。自ら企画し提案した主催イベントや地域プロジェクトなどによって、いかに地域活性化に取り組んでいくのか。これらのポイントを熱意を持って訴えます。

  3. 03. 施設の管理運営

    施設のプロフェッショナルとして利用者をサポート

    利用者から催事利用のお問い合わせを受けたら、空き状況の確認や会場の下見のご案内、予約に必要な書類の作成や受け取りを行います。利用者と打ち合わせを重ねて、消防に関するサポートなども行いながら、利用者の希望をどのように実現できるのかを提案しプランを組みます。

  4. 04. 催事がある日

    地域の皆さまによりよく活用していただくために

    催事がある日は、施設全体のスケジュールを確認し、どの部屋で何が行われているのか、どのような設備を使用するのかを把握しておきます。管理事務所で待機して、利用者からの設備関係などのお問い合わせに対応します。
    また、指定管理者施設は地域の方々によりよく活用していただくことが重要です。そのため、自らも会場へ足を運んで様子を見たり、展示会の出展者にご挨拶して施設や展示会についてヒアリングを行ったりして、担当者として顔を覚えていただき、今後の利用や良好な関係づくりにつなげていきます。

  5. 05. 地域協働

    施設を通じて地域の一員として活動

    施設の運営には地域との連携は欠かせません。コングレは、地域を構成するメンバーの一員として、周辺施設と力を合わせてまちづくりに取り組んでいます。また、利用者や出展者とのネットワークを活用して、主催イベントや地域プロジェクトにご協力していただくこともあります。主催イベントを開催するときには地域の学校にもご協力いただき、チラシを配るなどして施設やイベントのことをお知らせします。

やりがい

施設をご利用いただくために、様々な業種の方々にお声かけして「誘致」を行います。「ポートメッセなごや」がある名古屋市を例にあげると、ものづくりに注力される製造業の方々と深くお話をすることは自分の知見にも会社の財産にもなり、仕事に広がりを実感できます。
また、最近は周辺施設との連携がさらに増え、地域が盛り上がっていくことを肌で感じられ、とてもやりがいを感じています。

自分たちで企画した主催イベントで、うれしそうに会場を回る子どもたちの姿を見たり、出展者に「出展してよかった」と言っていただけたりすると、自分もやってよかったと思います。
来場者と出展者の両者にとって得るものがあるイベントができたなら、施設としても役割を果たせたと実感できます。