先輩社員の声

先輩社員インタビュー

どんな仕事でも前向きに楽しむ。
それがチャンスへの近道だと思います。

伊藤 真純

ITO Masumi

施設運営・人材サービス事業

「形のないものをつくる」ということを軸に就活しました。

Q. コングレを知ったきっかけを教えてください。

就職を考えた際、文系の私でも一から何かをつくりたいと思っていました。メーカーなどとは違って、「形のないものをつくる」ということを軸に就活をしていく中で、コンベンション業界やインバウンドサービス、人を育てる教育などの業界に出会いました。
その時、形のない国際会議という「場」「イベント」を成功に導く、コングレという会社があるということがわかり、おもしろそうだなと思って入りました。

Q. 新卒で入社して、はじめはどんな仕事をしていたんですか?

入社後は、文化施設・観光施設を運営する部署で、渋谷スクランブルスクエアの展望施設「SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)」の開業前コンサルティングを行うチームに配属されました。最初は、先輩方について会議に参加し、議事録をとったり、ミーティングのアレンジなどをしながらプロジェクトを理解していきました。
徐々にデータ集めや運営方法の検討などの実務を任されるようになり、コンサルティングでは現場の運営経験をベースとした提案を求められるので、実際にディレクターとして施設を運営する経験は必要だなと感じました。
今振り返っても、入社1年目で施設の正式名称が決定する前にプロジェクトに携わり、開業まで見届けることができたことは、貴重な経験でした。

Q. 伊藤さんの現在のお仕事について教えてください。

単発のイベントの企画・運営準備、文化施設・観光施設のコンサルティング業務を行いつつ、施設の開業準備業務を担当しています。今まで経験した展望施設やアートイベントとは、また違うタイプの施設の開業準備に携わっています。
大きなプロジェクトの主担当を任されたので、私に務まるか不安ではありますが、コングレが運営するMICE施設の担当者などに話を聞いて学びながら、ぜひ成功させたいと思っています。

Q. グループ会社のコングレ上海で、海外業務を担当していましたね。

コングレ上海の青島支社に6か月長期出張していました。2021年にオープンした新しい展望施設の統括ディレクターとして勤務したのですが、自分がプレイヤーとして動かなくてもうまくいく仕組みづくりの重要性を実感しました。
中国語が全く話せない私が、60人の現地スタッフを動かすためには、情報が上がってくるようにする、現場でチェック体制ができるようにする、チームでよい仕事ができるような仕組みをつくって運営するということが重要だと実感しました。そこで中国人の同じポジションで働いていたパートナーと一緒に話し合いながら構築していきました。現地の皆さんはとても暖かく、素直でやる気のある方が多いのが印象的で、私もこのチームに貢献したいと思って頑張ることができました。あとは、日々想定外なことが起こるので、度胸は以前よりついたかな、と思います!

Q. 語学はどのように勉強していますか?

中学の時から絶対将来は留学したいなと思っていて、英語だけはずっと頑張って勉強していました。留学して、大学の授業についていくためにくらいついて勉強していたら、英語はある程度話せるようになっていました!
中国語は、ゼロの状態で中国に行ったので、現場で徐々に覚えていきました。知っている単語は「トランシーバー、チケット販売、入場者数、パーテ―ション」など運営用語ばかりかもしれません。現場の中国人ディレクターが、毎日新しい単語を教えてくれました。次に中国に行くときはもっと上達していたいので、帰国してからも資格試験を受けるなどして勉強を続けています!

Q. 今後の目標を教えてください。

30代をどう生きようかと考えることが多くなりました。
昔から新しいことを知ったり、チャレンジしたりすることが好きなので、今までの経験を活かしつつ、自分が担当したことのない事業や、文化施設・観光施設運営における新しい商品の開発に携われたらと思います。中国の新規事業を開発するオンラインマーケティング準備室に所属しているので、日本と中国のコングレの良さが活き、今後たくさんの事業が生まれるように頑張りたいです!
一方、社会人を経験して、新しいことを始める難しさも痛感しています。まだまだ足りない部分もたくさんあるので、スキルを身に着けたり、勉強したりしないといけないなと思っています。

Q. 最後に、伊藤さんにとって仕事をする上での原動力は何ですか?

難しい質問ですね…!
仕事の原動力は、ワクワク感とチームづくりの楽しさかなと思います。コングレが提供するサービスの多くには形がないため、案件やプロジェクトごとにやり方も提案範囲も関わる人も異なります。ルーティーンワークや同じ仕事が少なく、ワクワクや刺激があるので、今もこの仕事を好きで続けてられるのだと思います。
また、施設の現場運営は何年も続くので、役職に関わらず、スタッフ全員のチームワークがとても重要です。仕事なので楽しいことばかりではないですが、「このチームのために頑張ろう」と思えるチームをつくったり、その環境の中で仕事ができていることが、自分の原動力になっていると思います。