成功事例

先輩社員インタビュー

期待を超える国際会議を
実現するため自分を磨く

大村 純

OMURA Jun

国際会議運営ディレクター

コンベンション事業

プロフィール

家族の仕事に伴って複数の国で生活したことから、未知なるものへの強い好奇心、知的探求心が育まれました。
日本と海外の国の人々が学びあい助け合う懸け橋になりたいと思い、大学では国際政治理論、大学院では開発法学や民法を学びました。人生のゴールまで、実現に向かって走り続けたいと思っています。

Q. コングレを転職先に選んだ理由は?

当社に勤める前は、理系や医学系の大学で、海外大学との協定締結、大学生や研究者の交換留学、交流イベントの企画運営に携わっていました。なかでも、イベントの企画はやりがいのあるものでした。大使館に協力依頼し、海外のアート、音楽、文化を伝える市民公開講座、小学生向けの遊びや学びのプログラムなどを提案しました。そこから担当の先生方と試行錯誤しながら準備し、参加者の笑顔で溢れる当日を迎えることに大きな達成感を感じました。
そこで、大型の国際会議を企画運営するコングレで研鑽を積み、海外交流イベントを企画運営するプロフェッショナルになることを目指して入社しました。

Q. これまでどのような仕事を担当してきましたか

入社以来、様々な分野・規模の国際会議や医学系学会を担当してきました。
初めて担当したプロジェクトは、 自動運転実装化に関わる専門家の国際会議 です。産官学分野の専門家の方々、大きな予算、複数の準備工程、協力会社との調整…。会議のプロとして求められる全てがハイレベルで緊張の連続でした。主催者の方には、トヨタ生産方式の準備工程表の書き方を手取り足取り教えていただいたことから始まり、心配と信頼のもとで叱咤激励の薫陶をいただきつつ、継続して4回も同会議を担当させていただきました。メインディレクターとして自信を持って進めるようになりました。この会議に出会えたことを心から感謝しています。

2023年には、「 G7新潟 財務大臣・中央銀行総裁会議 」で参加登録・メディア対応・広報を担当しました。厳戒態勢の中、国や地元を挙げてのおもてなし、短期間での準備、失敗の許されない緊張感。携わる誰もがベストを尽くし協働して、閣僚会合の運営を無事故で達成できたことは忘れられない思い出です。

2024年には、国土交通省航空局の IFIS2024(第22回国際飛行検査シンポジウム) や航空自衛隊70周年記念行事の国際会議「 Air Force Forum in Japan 」でメインディレクターを務めました。主催者に「大成功おめでとう!」「150%の出来栄えだった!」と褒めていただき、チームメンバーと一緒に喜びを分かち合えたことは、私にとって大きな誇りです。

Q. 仕事のやりがいは?

国際会議の準備、運営は、大変高度な仕事だと思います。主催者はそれぞれの分野の最先端で活躍する一流の方ばかりです。
それに対応するために、自分の知性と体力を常に十分に発揮してこそ、有為な人材になれます。また、プロフェッショナルとして、主催者の期待に応えるだけでなく、期待を超える仕事をできるよう、努力し続けることにやりがいを感じています。

Q. これからの目標を教えてください。

2年前から、日中韓のPCO(Professional Congress Organizer)で構成されたアライアンス「 BESETO Alliance 」のメンバーになりました。定例会議や現地研修で、最新のアイデアや会議テクノロジーを学びあっています。活動を続け、海外PCOとの協働プロジェクトで利益創出することが近い将来の目標です。 また、入社以来培ってきたノウハウと自分なりのアイデアを生かして、社内外を「あっ!」と驚かすMy国際イベントを実現することも少し遠い将来の目標にしています。
最近、大学時代から遠ざかっていたヴァイオリンでのオーケストラ活動を再開しました。心技体のバランスを図り、よい仕事を続けていきたいです。