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「荒川区ムーブ町屋」が1日限定で科学館に変身しました!ムーブまちやサイエンス2024
施設運営
2024.09.19

「荒川区ムーブ町屋」が1日限定で科学館に変身しました!ムーブまちやサイエンス2024

2024年8月23日(金)、株式会社コングレは、指定管理者として管理運営を行う「荒川区ムーブ町屋」(東京メトロ千代田線・町屋駅 0番出口より徒歩1分)にて、プログラミングや工作、動物の骨の展示やスライム作りなどを楽しめる『自由研究大作戦 ムーブまちやサイエンス2024~楽しく学ぼう~』を開催しました。
当社が指定管理者として管理運営を行う「板橋区立教育科学館」(東京都板橋区常盤台4-14-1)の協力のもと、ムーブ町屋を1日限定で科学館のような空間に変身させて、約330人の来場者にサイエンスを楽しく学んでいただきました。

ムーブホールが宇宙空間に変身!

本イベントのメインコンセプトは“宇宙”です。ホール内の照明を青くしたり、壁に惑星の模様を映し出したりと、来場者がまるで宇宙空間にいるかのような体験ができる演出を行いました。

会場前方の巨大スクリーンを活用した「宇宙を自分で動かせちゃう!?」のコーナーでは、国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト「Mitaka」を投影し、手元のコントローラーを操作して天体の運動や構造を観察していただきました。子どもだけでなく、大人も自然と夢中になっていました。

青い液体にキラキラのラメを入れて宇宙のようなスライムをつくる「スライムギャラクシー」では、スタッフから説明を受けた子どもたちが真剣にスライムを混ぜ、固まるとうれしそうにスタッフや保護者と見せ合っていました。
また、近代的な光学式プラネタリウムがドイツで誕生して昨年で100周年を迎えたことを記念し、プラネタリウムの誕生からの100年の軌跡を紹介する展示も行いました。

科学館の大人気プログラムがムーブ町屋にやってきた!

会場中央には、板橋区立教育科学館の人気解説員“クワちゃん”による、動物のホネにさわれるコーナー「出張!クワちゃんラボ」を設置。子どもたちは、普段はなかなか触る機会がない本物やレプリカのホネを、興味津々に観察していました。
また、1日に2回限定で行った液体窒素でバナナなどを凍らせる実験では、子どもたちがクワちゃんの問いかけに元気に答えていました。

「やっちゃんラボで素粒子を見よう!」のコーナーでは、同科学館の学術顧問“やっちゃん”の解説のもと、静電気モーターや身の回りに飛び交っている放射線を目に見えるようにする実験装置に触れることができます。また、ドライアイスを使った実験にも挑戦でき、イベント中は常に賑わいを見せるプログラムとなりました。

4Fの会議室では、IoTやセンサーなどで“仕組み”を簡単につくれるプログラミングツール「MESH」を用いたワークショップを実施しました。「点灯する」「音が鳴る」などの動作をする“MESHブロック”で、かっこよくてかわいい楽器づくりに挑戦しました。子どもたちは、保護者の方々と協力し、楽しみながらプログラミングを体験していました。

オリジナルコンテンツ

荒川区は松尾芭蕉が『奥の細道』の旅に出た地としてゆかりがあり、「荒川区俳句のまち宣言」を出しています。
2025年に同宣言の10周年を迎えることに因んで、本イベントのオリジナルプログラムとして、会場内に隠れた科学季語(例:『ウロコ雲』『カシオペア』)のカードを集めて俳句づくりに挑戦できる「サイエンス俳句クエスト」をご用意しました。子どもたちは、会場内のプログラムに参加しながら楽しそうに季語カードを集め、ロビーに設けた展示板にはたくさんの独創的な科学俳句が掲示されました。

そのほか、ムーブ町屋のスタッフが作成したオリジナルのスタンプで、世界に一つだけのTシャツをデザインできる「オリジナルスタンプTシャツ」や、恐竜などの同じ図形のパズルを敷き詰める「テセレーションデザイン」など、子どもたちが楽しく集中して取り組めるプログラムをご用意し、大盛況でした。

コングレが運営する科学館のオリジナルキャラクター「ドクターアス」も登場し、一緒に写真を撮ったり触れ合ったりして、会場は明るい笑顔で満たされていました。

株式会社コングレは指定管理者として、全国で6つの科学館(板橋・横浜・千葉・新潟・山梨・神戸)の管理運営を行っています。東京都杉並区の小学校跡地を活用した直営の科学体験施設「IMAGINUS(イマジナス)」、受託運営業務を行う渋谷区の「こども科学センター・ハチラボ」と合わせて、合計8施設で科学を通じた次世代育成に取り組んでいます。

今回、荒川区ムーブ町屋では初めての科学館とのコラボレーションイベントとなりました。
今後もノウハウを活かし、当施設の様々なご利用提案を行ってまいります。