株式会社コングレは、全国6か所（千葉市・板橋区・横浜市・新潟県・山梨県・神戸市）の科学館を管理運営しています。
東京都杉並区の小学校跡地を活用した直営の科学体験施設「IMAGINUS（イマジナス）」、業務委託にて運営する渋谷区の「こども科学センター・ハチラボ」と合わせて、合計8施設で科学を通じた次世代育成に取り組んでいます。

このたび、子どもたちにもっと科学に興味を持ってもらいたいという想いから、コングレが運営する科学館のオリジナルキャラクターが誕生しました。
キャラクターは、コングレのメンバーから生まれ、コングレのメンバーが選ぶ『コングレのオリジナル』にこだわりました。私たちが推せないキャラクターは、世の中の人々にも愛されるわけがない、という想いがあったからです。
オリジナルキャラクターを生み出すにあたり、社内でデザイン募集を開始。全国各地で勤務する社員および施設スタッフから23点の応募があり、社員・スタッフ、その子どもたちの投票の結果、千葉市科学館に勤務する保立 美緒さんが考案した「ドクターアス」に決定！
2024年8月3日に千葉市科学館でデビューしました。

8月3日、デザイン考案者が勤務する千葉市科学館で「ドクターアス」がデビューしました。
館内にドクターアスが登場した途端、一瞬で人だかりに。開催中の夏の特別展 「わっしょい！科学deふしぎ夏祭り」では、ドクターアスが子どもと一緒に太鼓を叩き、場を盛り上げます。
来館者がドクターアスと一緒に写真・動画を撮ったり、握手をしたりして楽しむ場面があちらこちらで見られ、抱きついてなかなか離れようとしない子もいました。
また、本科学館に勤務するスタッフも感慨深そうにドクターアスの一挙手一投足に気を配り、かわいがっていました。

■キャラクター考案者・保立 美緒さん
ドクターアスは我が子のようで、ずっと見ていられるほどかわいいです。デザインのすり合わせ（特にキャラクターの制作、LINEスタンプ）では、本社のデザイナーの方が十分に理解してくれました。デザインを提出した際は、正面と横顔だけだったのに、斜めの角度や表情など、とてもよくできました。特にほっぺたやおしり周りがお気に入りです！

■当社デザイナー
発案者の想いを形にするため、粘土で模型を作り、様々な角度で見え方を何度も検証しました。LINEスタンプをはじめとしたデザインに活かし、とても根気のいる作業で時間がかかりましたが、こうして世の中に出ると感慨深いです。同時に発案者が気に入ってくれて安堵しました。

■科学館担当社員
これまで各科学館の運営に従事していたスタッフの皆さんから、ドクターアスをきっかけに各館で連携していく意見が出たのが印象的でした。現場の様々な意見を取りまとめ、効果的に活用できるよう検討してまいります。

ドクターアスは、コングレが運営する施設での活動や、科学館のYouTube番組などの出演を通して、少しずつ認知を広げていければと考えています。これをきっかけに、科学に興味を示す子どもが一人でも増え、日本の科学の発展につながれば幸いです。

ドクターアスは、宇宙のどこかにあるドラゴンの国からやってきた、ドラゴンの男の子です。ドラゴン界一の科学者になるべく、地球にある科学館でお勉強中です。