MICEとは
What is MICE?
MICEとは、企業等の会議(Meeting)、企業等の行う報奨・研修旅行(Incentive Travel)、国際機関・団体、学会等が行う国際会議(Convention)、展示会・見本市、イベント(Exhibition/Event)の頭文字のことであり、多くの集客交流が見込まれるビジネスイベントなどの総称です。(出典:観光庁ウェブサイト)
MICEの意義と主な効果
01 地域への経済効果
- MICE開催を通じた主催者・出展者・参加者等の消費支出は、開催地域を中心に大きな経済波及効果をもたらす
- レジャー目的(一般観光)よりも高い経済効果を生み出す
コングレの運営事例
02 ビジネス・イノベーションの機会の創造
- 国際会議・展示会の機会を活用したネットワークや販路の拡大
- グローバル企業との共同研究や世界の先端研究者との交流創出
- インセンティブにおける現場体験を通じて、日本の技術力や商品・サービスに対する認知・理解を深め、日本製品の購入や地域の産業振興を推進
コングレの運営事例
03 国・都市の競争力向上
- 世界都市ランキング(国際会議件数など)
- MICEを通じたネットワーク構築による都市の競争力向上
04 交流人口の平準化
- 観光(休日型) 一般観光は休日に行うことが多い
- MICE(平日型) ビジネス用途のため、平日にも多く開催される
05 レガシー
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MICE開催を通じて、幅広いステークホルダーに対して、中長期的に好影響をもたらすレガシー効果が生じる
(レガシー効果の波及例)
地域全体:交通インフラの整備、自然環境の改善、治安の向上
民間組織:売上の拡大、新しいビジネスパートナーとの出会い、新商品の開発
教育機関・研究機関:海外の研究者との共同研究の開始、参加者と地元の子どもたちとの交流
行政組織:海外の行政組織とのネットワーク、MICEの開催ノウハウの蓄積(開催の増加)
地元住民:新しい知識・能力開発、新しい市民活動、地元への愛着・誇りの醸成
コングレの運営事例
(観光庁「MICEの意義」令和5年4月を基に作成)
コングレとMICE
未来が生まれる、「場」をつくる。
- コングレは、MICEを主催者、運営事業者、会場といった様々な立場からトータルにプロデュースする会社です。
- 未来が生まれる「場」の定義はどんどん広がっていて、リアルな場所や会場から様々な学術分野、産業界といったフィールド、そしてコロナ禍を経てサイバー空間も、「場」としての大きな意味を持つようになりました。
- コロナ過の最中から異業種・異分野とのコラボレーションを積極的に行い、MICEのイノベーションを推進しています。
広がるMICEビジネスの役割
MICEは「戦略実現ツール」として様々な場面で活用されており、代表取締役社長の武内紀子は、産業界・学術界など様々な分野で多岐に渡る役割を担わせていただいております。
- 経団連審議員会副議長 4年間(2020年6月~2024年5月)
- 経団連観光委員会委員長
- 国土交通省 交通政策審議会委員および観光分科会、陸上交通分科会(自動車部会)委員
- 大阪大学理事(非常勤)
MICEとサステナビリティ(SDGs)
コングレは、サステナビリティの重要課題(マテリアリティ)を特定して、MICEに関連する事業および企業活動において、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。
国際会議統計
JNTO国際会議統計
日本政府観光局(JNTO)は、JNTOが定義する統計基準に基づき、全国の自治体やコンベンション・ビューロー、府省庁の協力のもと調査を行い、全国における国際会議の開催件数や会議参加のために訪日した外国人参加者数を把握し、毎年国際会議統計を公表しています。