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「世界空手セミナー2023」にコングレスクエア羽田を会場として協力~「第13回全世界空手道選手権大会」も協賛企業としてサポート

レポート

「世界空手セミナー2023」にコングレスクエア羽田を会場として協力~「第13回全世界空手道選手権大会」も協賛企業としてサポート

2023年10月14日(土)、15日(日)、東京体育館で、4年に1度の無差別級世界最強決定戦「第13回全世界空手道選手権大会」(主催:NPO法人全世界空手道連盟新極真会、全世界空手道選手権大会実行委員会)が開催されました。株式会社コングレ(東京都中央区、代表取締役社長:武内 紀子)は、新極真会の理念「心極める」と、その理念をベースとした3つの活動方針「青少年育成」「社会貢献」「国際交流」に賛同し、本大会の協賛企業としてサポートさせていただきました。
また、本大会に続く関連イベントとして、10月17日(火)~10月19日(木)、HANEDA INNOVATION CITY(羽田イノベーションシティ、略称:HICity)で、「世界空手セミナー2023」が実施され、当社は「コングレスクエア羽田」を稽古や昇段審査会の会場として協力しました。

「第13回全世界空手道選手権大会」は、型部門では、男子 渡邊 大士選手、女子 田中 利奈選手が優勝。組手部門では、男子 入来 建武選手、女子 鈴木 未紘選手が優勝し、日本の男女王座が死守されました。10月15日(日)のスペシャルイベントでは、長渕剛さんが登場し、ご自身が新極真会のために作詞・作曲された『新極真会の歌』、そして世界平和への想いを込めて『乾杯』を披露するなど、大会は大盛況のうちに終わりました。
当社からも複数の社員が観戦させていただき、鍛錬の成果をいかんなく発揮する選手の気迫と素早い技の応酬に圧倒され、大変感銘を受けました。

大会の余韻も冷めやらぬままHICityで開催された「世界空手セミナー2023」では、世界各国から300人を超える空手家が一同に介し、稽古や昇段審査会などが行われました。

普段は会議やイベントでの利用が多いコングレスクエア羽田のメインホールがこの日は道場に生まれ変わり、昇段審査会の「10人組手」による審査が実施されました。10人組手とは、目の前の相手と1分間の組手を行い、相手を変え連続して計10人と組手を行う、心身ともに非常にハードな審査です。

新極真会の緑 健児代表による受審者への激励があり、いよいよ10人組手がスタートです。

10人組手の途中で息が上がってくる受審者には、緑代表から「技術はもちろん、気持ちの部分、最後まで諦めない精神力が大事」と激が飛び、周りで見守るセミナー参加者からは次々に声援が送られます。

そして、全員が10人組手を完遂。
「礼に始まり、礼に終わる」の言葉の通り、1組ずつ礼をして、組手が終わるとお互いに敬意を込めて握手します。

闘志あふれる技の応酬、そして相手を敬う謙虚な姿勢。相手が変わるたび、大きな気合の声と礼の静謐な瞬間が繰り返され、心が洗われる思いがしました。

新極真会は、各種選手権の開催などのほかにも、骨髄バンクチャリティー活動、献血活動、国際協力隊活動などの社会貢献にも積極的に取り組んでいます。活動方針の一つには「青少年育成」があり、礼儀・礼節を学ぶだけではなく、強さをやさしさにつなげられる少年少女の育成を目指しています。

今回は、HICityがある大田区の区民に向け、新極真会の大田南支部、東京城南川崎支部の生徒たちによる公開稽古会も開催されました。まちを行き交う途中に足を止め、稽古姿に見入る人たちからは、「かっこいい」「私もやりたい」といった声が聞こえてきました。

今回、このような形でコングレスクエア羽田をご利用いただき、新極真会の活動にご協力できたことをうれしく思います。