長崎MICEスクールで講演会とユニークベニュー長崎孔子廟を活用したフィールドワークが行われました
2020年11月13日、長崎市にて「第8回長崎MICEスクール」が開催されました。
「長崎MICEスクール」は、株式会社ふくおかフィナンシャルグループ(取締役会長兼社長:柴戸 隆成)が主催し、大型MICE施設「出島メッセ長崎」の2021年11月開業に向け、MICEビジネスをキーワードに、地元企業が「稼ぐ力」を身につけ、長崎の経済活性化を促すことを目的に開講されたスクールです。
株式会社コングレ(東京都中央区、代表取締役社長:武内 紀子)は、「出島メッセ長崎」の指定管理者 株式会社ながさきMICEの構成員であり、実際に施設の運営を担当します。「長崎MICEスクール」には協力団体として加わり、プログラム運営や講師派遣などを行っています。
今回、「長崎MICEスクール」は2年目のスタートを迎え、講演会とレセプションを想定したフィールドワークを実施しました。
ホテルニュー長崎で行われた講演会は、十八親和銀行の森 拓二郎頭取による開講のご挨拶で幕を開け、長崎大学の河野 茂学長が「プラネタリーヘルス(地球の健康)とMICE」について講演されました。
続いて、コングレの専務取締役 紫冨田 薫が、「長崎MICEの現状と課題―出島メッセ長崎開業1年前を迎えて」と題して講演しました。
講演会終了後、場所を「長崎孔子廟」に移して、フィールドワークを実施しました。
MICE開催時は、会議だけで終わるのではなく、レセプションや観光ツアーなども合わせて実施することで、開催地域に大きな経済波及効果をもたらします。
今回、ユニークべニュー活用の実証実験として、「出島メッセ長崎」のオープンを想定し、会議を行った後で、長崎の観光名所「長崎孔子廟」でのレセプションの企画・運営を行いました。
ユニークベニューとは、歴史的建造物や公的空間などで、特別感や地域特性を演出できる会場のことです。MICEの誘致活動においても、ユニークベニューの活用は開催地決定の要因の一つに挙げられます。
フィールドワークでは、受講者が連携し、新型コロナウイルス感染防止対策を考慮しながら、飲食、アトラクション、会場装飾など様々な工夫を凝らしました。
受講者にとっては、長崎らしさを演出するMICEを自ら体験するとともに、運営側としてのMICEとの関わり方を知るよい機会となったと思います。
コングレは今後もこのような活動を通して、長崎でのMICEを盛り上げていくとともに、MICEビジネスによる地域活性化に貢献してまいります。