先輩社員の声
先輩社員インタビュー
【仕事も、人生も、自分らしく】
学会と国際会議の運営から人事へ。
変化を楽しみながら描き続ける
「私のキャリアマップ」
千葉 美穂
CHIBA Miho
人事部 新卒採用担当/会議運営ディレクター
「やりがいのある仕事はしたいけれど、長く働き続けられるかな?」
――就職活動中に誰もが抱くそんな不安に対し、一つの答えを見せてくれるのが千葉さんの歩みです。
医学系学会や国際会議の企画運営ディレクターとしてキャリアを積み、現在は二児の母として採用業務に携わっています。
ライフステージに合わせて柔軟に働き方を変えながら、今も「わくわく」を忘れない彼女に、仕事の醍醐味と復職後の本音を聞きました。
Q. コングレを選んだ理由は?
選考を通じて出会った社員の方々が、みなさん本当に楽しそうに、いきいきと働いている姿を見て心を動かされました。
「この人たちと一緒に働きたい」と直感し、内定をいただいてから入社を決意するまで、全く迷いはありませんでした。
Q. 就活で現在の業界(MICE)を選ぶまでの経緯は?
高校時代、留学生を支援するボランティアで裏方としてチームを支える喜びを知り、「自分はサポート役に回る仕事が向いている」と実感しました。
その後、大学での留学を経て「英語を使い、日本と世界の架け橋になりたい」という軸で就活をする中で、先輩から「MICE業界が向いているのでは」と助言をもらったのが転機です。
調べてみると、G7やG20サミットといったニュースになるような国際会議の運営に民間企業が深く関わっていることを知り、その仕事の社会的インパクトの大きさに強く惹かれました。
Q. コンベンション事業では、どのような仕事をしてきましたか?
最初の配属先は、医学系学会の学術集会を担当するチームでした。当初は先輩のサポートからスタートし、徐々に100人規模の研究会から数万人規模の大型会議まで任せていただけるようになりました。
また、念願だった国際会議やサミットの業務にも携わり、学会運営での海外ゲスト招聘(旅程作成や滞在調整)を担当したほか、「G7伊勢志摩サミット」では現地での運営ディレクションを経験し、「G20大阪サミット」では後輩を引率する立場になることができました。
Q. 仕事のやりがいを感じるのはどんなときですか?
担当した学会が無事に幕を閉じ、主催者から「いい会だった、ありがとう」と声をかけていただいた瞬間は、何物にも代えがたい喜びがあります。
特に印象深かったのは、ある先生の引退記念となる学会を任せていただいた際、先生が「有終の美を飾れた」と涙を流して喜んでくださったことです。
主催者の皆さまは一回一回の会議に並々ならぬ想いを持って臨まれています。その大切な人生の節目に寄り添い、共に形にできることは、この仕事ならではの特別な経験です。
Q. 現在の担当業務と今後の目標は?
産休・育休を経て復職し、現在は在宅勤務や時短勤務を活用しながら、人事部で新卒採用を担当しています。
インターンシップなどを通じて、学生の皆さんにMICEビジネスやコングレの魅力を伝えています。
私自身が現場を経験しているからこそ、仕事の厳しさだけでなく、その先にある達成感や誇りをリアルな言葉で伝えられることが今の楽しさです。
これまでの現場経験と人事としての視点の両方を活かし、一人ひとりとの出会いを大切にしながら、「この会社で一緒に成長したい」と思ってもらえる仲間を増やしていくことが今の目標です。