先輩社員の声
先輩社員インタビュー
今だからこそやれること、やりたいこと
塩田 雄士
SHIOTA Yuji
会議運営ディレクター
コンベンション事業
Q. コングレを志望した理由、きっかけは何ですか?
もともと学生時代に文化祭や好きなアーティストのファンイベントを企画運営したことがあり、それが楽しくてイベントの運営に携わりたいと思っていました。旅行代理店の説明会で、コンベンションの運営会社があることを知り、ほかにどんな会社があるのかと聞いたらコングレの名前が出てきました。
Q. コングレが第一志望でしたか?
ほかの会社と悩んでいました。最終面接が終わって迷っているときに人事から電話がかかってきて、電話に出た親から「コングレっていい会社じゃん」と言われました。まわりから固められて、うまい会社だなって思いました(笑)。
Q. コングレに入ってみてどんな印象を受けましたか?
ゴリゴリ仕事する人もいれば、やさしいムードメーカー的な人もいてひとりひとり個性があると感じました。
Q. 塩田さんがこれまでコングレで仕事をして、一番うれしかったことは何ですか?
同じ医学系の学会運営を連続で担当したときのことです。
最初は先輩のフォローでしたが、2回目はメインのディレクターとして臨みました。そのとき、主催者の先生から「先輩の後ろについていた塩田さんが一人前になったね」と言っていただいたんです。そのおかげで「塩田さんがやるのだったらお願いしたい」と次の学会も担当させていただくことになり、一生懸命やってよかったと思いました。
Q. 学会の準備は2年ぐらいかける場合が多いですが、塩田さんを支える仕事のやりがいは何ですか?
学会と一口に言っても、主催者によってやりたいことやテーマが違います。主催者のニーズに対して現実的にどう提案できるかをオーダーメイドで考えていくおもしろさがあります。
例えば、ある学会では、主催者から参加者に配るカバンにこだわりたいという希望がありました。通常は「コングレスバッグ」と呼ばれるシンプルなカバンが多いのですが、その時は京都の有名なカバン屋さんの工場へ直接出向き、予算内でオリジナルカバンをつくるためにどのような工夫をしたらいいのかなど、直接社長さんに相談しました。
ほかにも、芸能人の方とお仕事をすることもあります。学会は堅いイメージあると思いますが、意外と振れ幅のあり、知恵を出すといろいろな経験ができるところがおもしろいですよ。
Q. オーダーメイドの提案をする上で心がけていることはありますか?
主催者からのニーズの根本には「参加者に還元したい」という思いがあります。その抽象的な思いをくみ取った上で、それをもとにこちらから提案していくことを心がけています。
先輩の中には、主催者が作成された資料を見て、次からすべての資料をその書体に合わせる人もいました。主催者にとってより見やすい資料になるよう、オーダーメイドの心がけだと思いました。
Q. 塩田さんが先輩から受けた影響はありますか?
社会人として基礎的なものを学ぶ1~3年目に、さまざまなタイプの先輩と仕事をしました。お客さまに対して、明るく振る舞うタイプの先輩、緻密なタイプの先輩、前もって周到に準備を進めるタイプの先輩など。
基礎的なことが身についた今、雰囲気や間合いなど、感性的なものの大切さにも気づかされています。自分は、印象的だった言葉は手帳に書いています。それを読み直しつつ、自分が今まで先輩と一緒に仕事をしてきたときの間合いを組み合わせると、結構よい仕事ができたりする。それはなかなか口頭で教えられるものじゃないから、社会人になった人は大事にしてほしいなと思います。